ジェイドリアンのカスタムブログ

フルカスタムジェイドを作っていく記録

ジェイドエンジンストール5

徐々に梅雨明けに向かっているせいか、夜に雨が降る事が少なくなり、作業が捗ります。

 

 

 

また作業に進展が見られたので、報告します。

 

 

 

前回、エンジンはかかったものの、2気筒になってしまう不具合は改善していませんでした。

 

 

ツイッターのフォロワーさんから改めて確認を促されたのは、左右のイグニッションコイルを入れ替えてみて、不発の1-4番がどうなるかと言う事でした。

 

1-4番は火花が飛んでいる事は確認していましたが、念のため2-3番のイグニッションコイルと入れ替えて確認してみることに。

 

 

すると、1番は冷たいままでしたが、4番のエキパイが暖かくなっており、2気筒状態から3気筒状態に改善していることがわかりました。

 

 

 

なぜ4番だけが復活したのだろうと考えた時に、左右のイグニッションコイルを入れ替えた際、プラグコードをコイルから外して付け直す作業をしました。

その時、4番のコードのイグニッションコイルに刺さる方をペンチで軽く潰してから入れた事を思い出しました。

 

 

まさかコイルの中の接続箇所で接触不良が起きているのではと考え、コードのコイルに刺さる部分をペンチで軽く潰して、接点復活剤を塗布することにしました。

 

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使用したのは、クレ社の接点復活スプレーです。

インターネットで検索すると、クレ社の2-26をオススメする記事や動画が多いですが、1本900円と登場回数が少ない割に高いです。

 

同じく5-56も接点復活剤として使えると言うことなのですが、それよりも2-26や接点復活スプレーの方が効果が高いとメーカーホームページに記載がありました。

 

ホームセンターでは接点復活スプレーは1本500円と安く販売されていたため、こちらを選びました。

5-56よりヌルつきが少なく、その場にとどまってくれそうな感じです。

 

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コイルに刺さっているプラグコードを外して、ペンチで軽く潰したあと、接点復活スプレーを塗布しました。

 

 

夜の作業なため、近所迷惑になるのも忍びないので、エンジンをかける事は控えました。

 

 

日中、エンジンをかけれるタイミングがあれば確認してみたいと思います。

 

 

これで復活してくれると嬉しいのですが、、、

 

 

 

 

 

2020.07.25  昼  追記

断続的なゲリラ豪雨の合間にエンジンをかけてみました。

セル1発でかかるようになったのは大変嬉しいのですが、やはり1番のエキパイが冷たいままです。

 

ここ最近メンテナンススタンドで車体を水平に保っているので、ひょっとすると1番のフロート室にガソリンが十分に供給されていないのかもしれません。

もう少し長いことアイドリングをすれば回復するかもですが、どうなんでしょうか。

プラグが濡れてるかもなので、それも点検したいですね。

 

とりあえずまた雨が降ってきてしまったので、次の晴れまでお預けとなりました。

 

 

 

 

 

2020.07.25  夜  追記

雨が上がり、気温も高くないので作業をしてみました。

 

まず、1番キャブのフロート室にガソリンが十分補充されていないのではないかと言うのを解消すべく、タンクから注射器でガソリンを少し吸い取り、1番キャブのドレン穴からフロート室に強制的に流し込みました。

オーバーフローするのかと思いきや、全部飲み込んでくれたので、やはり少なかったのかなと言う印象です。

 

ちなみに、プラグは濡れていませんでした。

 

 

 

次に、その状態である程度長い時間アイドリングすべく、大通り沿いのローソンまで押していき、空いてる駐車スペースをお借りしました。

 

最初、チョークを引かずに1分ほどアイドリングしてみましたが、やはり1番のエキパイは冷たいまま。

一旦やめて、チョークを引きながらイグニッションすると、なんと1番がどんどん熱くなっていきます。

やっと直った!と安堵しましたが、チョークを戻すと1番は他よりヌルい。。

なんなんだ!!

 

 

走り出せば1番も復活するかなと思って10分ほど試走してみました。

すると、不調になる前のレスポンスと一緒のような気がします。

しかし、1番のエキパイは他よりヌルい。

つまり、長い間、1番がたまに機能するくらいのコンディションで乗っていたと言うことになります。

 

 

プラグも濡れていない事もあり、ネットで調べてみると、ピストンに燃え残ったカーボンが堆積し、ピストンリングが機能せず、圧縮漏れを起こしたと言う記事がありました。

 

 

プラグが濡れていないと言う事は、混合気を吸っていないと言う事であり、エンジンの圧縮が漏れていると言う証拠ではないだろうか、と考えました。

 

 

さらに検索すると、ニューテックのNC-900というカーボンリムーバーをプラグホールから直接ピストンヘッドに噴霧し、漬け置くことでピストンヘッド周辺のカーボンを除去するという技がある事を知りました。

さらに、NC-202と言う圧縮回復剤を塗布すると、相乗効果が得られるそうです。

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NUTEC ニューテック NC-202 &NC-900 圧力圧縮回復剤 シリンダーコーティング&カーボンリムーバー 取説&スポイド付き :NC-202-NC-900:ONLINE PARTS PREMIUM OUTLETS - 通販 - Yahoo!ショッピング

 

 

 

ちまたでは、ニューテック パワーアッププログラムと呼ばれ、これをメンテナンスメニューに加えているバイク屋車屋があるほどです。

動画で見ても確かに効果がありそうです。

 

 

このNC-900によるカーボン除去を実施して、1番や他の気筒のリフレッシュをしてみたいと思います。

 

 

これで直れば、バイク乗りとしてレベルが上がるのかなと1人期待しています。