ジェイドリアンのカスタムブログ

フルカスタムジェイドを作っていく記録

ジェイドエンジンストール7

こんばんは。

 

前回のジェイドエンジンストール6で直ったと思いきや、やはり全然直っていないジェイド。

いつになったらまともに乗れるのか。

バイクに乗るには良いシーズンなのに、全然乗れない事に腹が立ってきております。

 

 

前回はエンジンクリーナーにてピストンヘッド周辺を清掃してみましたが、1番のエキパイがアイドリング時に他よりヌルい現状が直りませんでした。

 

 

ネットの口コミによると、クレのエンジンクリーナーは効き目が弱いとの事だったので、気が目が抜群でコスパが良いというワコーズのエンジンクリーナーを買ってきました。

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https://store.shopping.yahoo.co.jp/autoagency/wo019.html

 

 

 

こちらもクレの時と同じように、プラグを外したプラグホールからピストンヘッドに向かって噴射して、1時間ほど放置しました。

注射器ではエンジンヘッドからなかなか吸い出せ無かったので、キッチンペーパーを入れて吸水。

カーボンなどのガンコな汚れが取れています。

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エンジンクリーナーを注入している間、キャブレターを再度全バラにし、ジェット類だけではなくキャブ本体の穴全てに対してパーツクリーナーを噴射して、細い針金で穴と言う穴を全てしごきました。

 

 

組み立ててエンジンを始動すると、チョーク無しでも4気筒全てが元気に動いています。

やっと直った!と思い、すかさずオイル交換を実施。

NUTECのZZ-03を選択。

値段の割にかなり良いオイルのようで、試してみたくなりました。

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ついでに冷却水も交換。

 

 

少し遅くなりましたがシーズン到来!!

と、思いきや、、、

 

 

 

また2気筒になる不具合が再発。。。

どうなってるんだ!ともうさじを投げております。

もう車体ごとどっかに捨てて来ようと思ったくらいです。(怒

 

 

とりあえず、プラグを確認。

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少し濃いような雰囲気ですが、悪くはない焼け色だと思います。

条件:

•メインジェット1-4番#128、2-3番#130

•ジェットニードルにワッシャー2枚(純正のワッシャー含む)

パイロットスクリュー戻し量:2回転と1/2戻し(純正よりも1/4回転多く戻す)

 

 

 

気筒が減っていく過程としては、

油温70度あたりで3気筒になるので、試しにチョークを引っ張ってみると4気筒に戻りました。

 

油温80度あたりではチョークを引いたままでも3気筒。チョークを戻すとアイドリングでは2気筒状態に。

今にも消えそうなか細いアイドリング音です。

 

そして油温90度あたりではチョークを引っ張っていてもいなくても2気筒状態。

スロットルを常に煽っていないとエンジンストールしてしまいます。

これは前回道端で再起不能になった症状と酷似しています。

今回は奇跡的に家まで自走で帰ってこれましたが、もういつ止まるのか怖くて乗れません。

 

 

わかったこととしては、チョークの有無でアイドリング時の気筒数が変化する事から、原因はやはりキャブレターにあるようです。

 

2気筒で走っていたにも関わらず、機能していない休止中の2気筒のプラグがびしょ濡れでない事から、キャブレター から燃料が噴射されていない可能性を考えました。

ついさっきまで4気筒全てが動いていたという事は、エンジンは圧縮しているので、負圧が生まれてキャブレターから混合気が噴射されるはずです。

仮にプラグに火が飛んでないとすると、プラグはガソリンでびしょ濡れのはず。

結論としてはキャブレターの調子がエンジンが温まると悪くなると言うパターンを見つけました。

 

 

混合気が噴射されないと言う原因を突き止めるべく、フロートバルブを交換してみる事にしました。

特に磨耗はなく、そのまま使い回していましたが、これの調子が悪いと燃料がフロート室にたまらないので、混合気を噴射できません。

ロジックとしては間違ってないと思います。

 

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https://store.shopping.yahoo.co.jp/ones-parts-shop/e33-3.html

 

 

純正品は高いので、ワンズアンドエムさんのヤフーショッピング店にて社外品を購入。

4個でも送料込み2200円でおつりが来ます。

 

 

 

あと燃料の噴射に関わりそうで安価に交換できそうなのは、パイロットスクリューのOリングでしょうか。

硬化はしており、シリコンスプレーでごまかしていましたが、2回転も緩めるとなると機能するのかどうか怪しいものです。

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純正品はパイロットスクリューのアッセンブリーでしか購入できません。

部品番号:16016-KBH-000

 

単価は1気筒分1400円、4気筒分で5600円と高いです。

セットで変えたほうがそりゃいいのでしょうが、そんなにお金をかけたくないので、こちらも社外品のOリングを探します。

 

ジェイドのパイロットスクリューのOリングのサイズは中々ネットに情報が無いので、ここに明記しておきます。

 

ジェイドのパイロットスクリューのOリングのサイズ:外径5mm、内径3mm、線径1mm

です。

恐らく日本の4大メーカーは全てこのサイズだと思われます。

探すとカワサキヤマハでも同じサイズでヒットします。

 

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https://store.shopping.yahoo.co.jp/nagomi-company/0981-000445.html

 

 

今回はこのOリングセットを買いました。

単品4個よりは高いですが、送料を入れるとこっちの方がお得です。

写真内の3x1(内径x線径)と言うのが目的のサイズで、20個も入っています。お得!

 

 

フロートバルブとOリングが届き次第、もう一度キャブを下ろして交換作業をしてみたいと思います。

ついでにパイロットスクリューの戻し量を純正値である2回転と1/4戻しにしようと思います。

もはやそんな次元の話ではないかもしれませんが、、、

 

 

これで直らないといよいよヤバいぞ。。