ジェイドリアンのカスタムブログ

フルカスタムジェイドを作っていく記録

研究の結果

皆さんお疲れ様です。

 

深夜2:00までキャブレターのセッティングをやっていました。

まさに研究です。

 

 

その結果ですが、

 

 

 

 

 

ジェイドにパワーフィルターを付けて、好調に維持することは不可能である

 

 

 

 

 

 

と言う結論に辿りつきました。

 

 

 

 

自分が持っているメインジェイドの番手

#118、#120、#122、#125、#128、#130

全て試しましたが、結局1気筒死ぬ不具合は解決できませんでした。

 

 

1-4番に#130、2-3番に#128と言う組み合わせが、レスポンスも加速感もジェイドには最適かと思われます。

プラグ の焼け具合も良い感じでした。

 

 

しかし、30分くらいでしょうか。走行している最中に1気筒死んだ様な排気音に。

 

 

停車してパーツクリーナーをエキパイに吹きかけてみると1番が死んでいます。

一時は3番が死んでいましたが、スロージェットの詰まりがあり、除去したところ、いつものようにまた1番が死ぬようになりました。

 

 

 

 

この現象について、仮説を考えました。

ジェイドのキャブレターの口径、フロートチャンバーの容量が純正エアクリの吸い込み量に最適化されており、パワーフィルターやファンネルといった吸入抵抗が無く、より多くの空気を吸える仕様には対応していないものと考えられます。

 

 

吸入する空気の量が多いと言うことは、その分多くの燃料を使います。

ジェイドの燃料供給は、2番シリンダーの負圧に依存しており、一度に供給できるガソリンの量が決まっています。

その供給量と、パワフィル化した際の燃料使用量のバランスが取れず、どこかのフロートチャンバーへの供給が追いつかなくなる現象が起こっているものと考えられます。

 

 

その追いつかなくなる気筒が、私のジェイドの場合1番になるという事です。

 

 

この研究結果はほぼ間違いないと思われます。

400ccクラスのバイクのように、1-2番と3-4番の間からガソリンを供給されるキャブシステムならこうはならないと思いますが、ジェイドのキャブは残念ながら2-3番の間からしかガソリンの供給を受けれないため、このような現象が起こるものと推測されます。

 

 

 

大変不本意ですが、FCRを買う余裕も無いため、純正エアクリに戻す事を決意しました。

偶然ヤフオクで安価な出品があったので、到着したら仮説が正しいかどうか検証してみたいと思います。

 

 

検証結果はこの記事への追記にて報告します。

 

 

パワーフィルターを装着しても4気筒に維持できる方法を、ブログで知り合ったプロの方からヒントを頂き、自分なりにキャブレターのセッティングをしてみましたので、次回の記事にて報告します。