ジェイドリアンのカスタムブログ

フルカスタムジェイドを作っていく記録

ワンウェイバルブ装着

最近はすっかりアリババの安さ、品質の良さにひかれてしまい、気が付けばスマホでアリババを開いて、欲しいものを探しています。

 

 

アリババはさすが中国のショッピングサイトということもあり、

いわゆる”スーパーコピー品”が多く出回っています。

 

 

時計や財布、ありとあらゆるブランド品のスーパーコピーが、検索すれば簡単に見つかり、3週間待てば手元に届くという有様です。

日本では著作権法違反など、法に触れてしまうため販売は禁止されていますが、中国ではそんなのお構いなしの状態のようです。

 

 

 

そんな中、ひょっとしたらバイク用品でもスーパーコピーがあるのではないかと、試しに「T-REV」と入力すると、、、

 

 

 

 

 

 

 

出てきました。

 

 

 

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T-REV α のスーパーコピー品!

なんと1600円!!(送料別:900円)

本物の約1/30の価格です。

 

 

 

 

 

前までブローバイ経路に割り込ませていたワンウェイバルブが、イグニッション直後からヒュ~、ヒュ~とマヌケな音を出していて、信号待ちなどにとても恥ずかしいため外してしまいました。

 

しかし、ネット上では手作りでもワンウェイバルブをブローバイ経路に入れると、アイドリングが落ち着く、エンブレがまろやか、などかなりいいこと尽くしの口コミばかりのため、何かしらワンウェイバルブを入れたいなと思っていた時に、アリババのT-REVに出会ってしまったため、思わず購入しました。

 

 

 

 

 

3週間すると、自宅ポストに投函されいます。

開封すると、、、

外箱に T-REVの文字が、、、

T-REVじゃねーだろ!とツッコミを入れつつ、箱を開けます。

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中には本体と、差し口の予備がいくつか、本体の取付ブラケットが入っています。

 

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本体に息を吹き込んでみると、確かにしっかりワンウェイになっています。

ワンウェイの根幹となっているのは、どうやらこの部分のようです。

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全体を分解してみるとこんな感じです。

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本物がどんなものか知らないため、どこまでコピーされているのか不明ですが、ネットでよく見る三又の出口形状はそっくりです。

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取付方向ですが、入り口と出口をL字に接続できたり、ストレートにできたりと、組み換えも利くようです。

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ワンウェイバルブの取付についてですが、本家の寺本自動車へ問い合わせても音沙汰がないため、ナップスやにりんかんに聞いたところ、ブローバイガスを生のまま直接バルブへ入れてもいいそうです。

 

オイルキャッチタンクでオイルとガスを分離してから、ガスのみをバルブに入れるという手間をかけなくてもいいということで、かなり楽になります。

 

 

 

いよいよ、車体への取り付けです。

色々と試行錯誤して、今回はこのように接続してみました。

 

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シリンダーヘッドカバーの、ブローバイガスの出るニップルからすぐのところに、L字にして設置しました。

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付属のブラケットなどを介してねじ止めを考えましたが、良いところがなく、フレームにタイラップ止めで良いかと落ち着きました。

 

耐熱ホースがふにゃふにゃのシリコンホースしか手持ちに無く、ちょっとかっこ悪いですが、うまく設置できて一安心です。

 

 

 

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今回、オイルキャッチタンクをキャンセルしました。

 

と言うのも、パワーフィルターに継ぎ手を介してガスを循環させていたのですが、パワーフィルターの網目からガスの大半が逃げているようで、信号待ちやアイドリングしている時に、ブローバイガスの嫌なニオイを感じていました。

 

設置の仕方も気に入っていなく、導入している意味が無さそうだったため、今回のタイミングで外しました。

 

そのため、上の写真でキャブの後ろがかなりスッキリしています。

無駄の無い感じが良いですね!

 

 

 

 

【アリババT-REVインプレ】

設置後に試走してみた感想や導入に当たっての問題点などを挙げます。

 

●エンブレがマイルドになり、とても走りやすい

●アイドリングが落ち着いて、始動性が向上

●値段が安いため、コスパ最高!

●設置場所に悩む

●L字で付けてみたが、ワンウェイ機構にブローバイオイルが溜まり、不具合が起きそう

●ネジと言うネジがゆるいので、増し締めが必要

●今回はネジボンドを使って、緩み止めとした

 

 

総合的に評価すると、めちゃめちゃ良い買い物でした。

エンブレがマイルドになったのが、すごく良かったです。

高回転域まで回すので、急なスロットルオフでもギクシャクしなくなりました。

最高です。

 

ただ、ネジがゆるく、自分で増し締めをする必要があるため、買ってきてそのまま付けちゃう、みたいな事ができませんので、ご注意下さい。

 

 

これでまた燃費の計測が楽しみになりました。

どれほど効果があるのか、追って報告します。

 

 

 

 

 

 

※この記事は、模造品の購入を推奨するものではなく、安物の部品を取り付けたらどうなるかという、個人の記録であることをご承知置き下さい。

また、すべての記事に共通しておりますが、安物部品を真似して取り付けた結果、故障や事故につながったなどのご報告を頂いても一切の補償は致しませんので、自己責任で作業をお願いします。

取り付け方などの質問には、答えられる範囲でお答え致しますため、遠慮なくコメントを頂ければと思います。