こんにちは。
最近はすっかり暖かくなり、夜に作業するには丁度いい季節になってきました。ただ、スギ花粉がすごいので、作業中はマスクが必須です。
さて、ファンネル化をしましたが、キャブレターの調整がイマイチうまくいかなく、日々どうしたらいいだろうかと頭を悩ませています。
今回はキリが良いので、一度記事にすることにしました。
目次
前回までの設定
まずは、前回までの設定を振り返りましょう。
●吸気:ファンネル
●パイロットジェット(PJ):#42
●パイロットスクリュー(PS):3回転戻し
●メインジェット(MJ):1-4番#138,2-3番#135
●ジェットニードル(JN):ワッシャ1枚(純正仕様)
前回までは上記の設定で乗っておりましたが、
2速、3速の7000rpmあたりで息継ぎをしてしまう不具合が出ていました。
スロットルを回しても加速せず失速していくような症状です。
PJを#50にしていた頃はそんな症状が無かったことと、インターネットで検索した結果、薄いようだということが分かりました。
モノタロウで購入したパイロットジェット#45,#48が到着したため、
まずはPJを1つ上げ、#45にしてみることにしました。
息継ぎの症状がずれる?
すると、7000回転付近にあった息継ぎの症状が、10000rpmあたりにずれていることが分かりました。
PJを上げたことで、不足していた混合気が供給されるようになったが、まだ足りないといったところでしょうか。
回転数的にジェットニードルが作用する帯域だと判断し、ワッシャを追加して、ニードルが浮くようにしてみました。
発進のレスポンスが悪いため、PSの戻し量を3回転から2回転へ変更します。
ワッシャを追加してみた
ジェットニードルにワッシャを追加しました。
まずは2枚。(純正の1枚+2枚で合計3枚です)
息継ぎをしたりしなかったりします。
まだ足りないか。。
次に4枚。(純正+4枚=5枚)
だいぶ症状の頻度が減りましたが、忘れたころに症状が出ます。
しかし、発症する回転数が12000rpmにずれていました。
最後に6枚。(純正含んで7枚です)
夜間に走行した感じだとかなりいい感じです。
症状も出なくなりました。
しかし、夜間は湿度が高いことが多いため、乾燥している朝方にどうなるか、検証ができておりません。
これ以上のワッシャ追加はちょっとどうなんだろうという見た目なので、ダメなら打つ手が無くなります、、、、
ワッシャ6枚追加状態がコレ ↓↓↓
1枚0.5mmのため、純正の1枚を含めると3.5mm浮いていることになります。
ジェット類の穴径が0.1mm違うだけでかなりレスポンスが変わる中、この追加量はちょっとどうなんだろうといった感じです。
ジェットニードルの流用
モノタロウでジェットニードルと検索するとクリップで段数を変更できるタイプの物が多数出てきます。
詳しい寸法が載っておりませんので、流用するにはかなりの下調べが必要ですが、どれかを流用できれば、また検証が捗りそうです。
念のため、ジェイドのジェットニードルの寸法を記録しました。
また、キースターというメーカーのCBR250RR MC22の燃調キットが流用できるようなので、少し高いですがいいアイテムを見つけたと思います。
キースター CBR250RRの商品一覧 通販 - Yahoo!ショッピング
ファンネルの変更を検討
Twitterで情報を取集していると、あるフォロワーさんからファンネルを変えてみたらどうかと提案がありました。
具体的には他車種から流用してくるものなのですが、詳しくはまた届いて検証が済んだタイミングで報告します。
そのフォロワーさんが言うには、メインジェットを#150にしないと走れなくなるかもとのことで、かなり吸気効率がいいファンネルのようです。
今度はメインジェットを買うのかよ!!と少し心配しておりますが、検証が良い感じなことを祈るばかりです。
ストアの方も良い人で安く購入でき、あとは到着を待つのみです。
まとめ
色々と検証してきましたが、最新の設定は
●吸気:ファンネル(汎用品)
●パイロットジェット(PJ):#45
●パイロットスクリュー(PS):2回転戻し
●メインジェット(MJ):1-4番#138,2-3番#135
●ジェットニードル(JN):ワッシャ6枚(純正の1枚を入れて合計7枚仕様)
となります。
太字下線部を変更しました。
このセッティングでのプラグの焼け色がこちら。
4本ともこのように焼けていました。
アイドリング付近で濃いようですが、悪くは無さそうです。
ここから新しいファンネルに変更してどうか、また検証していきたいと思います。