前回の記事で、ニダボの純正ファンネルを取り付けたところまで来ましたが、結局、どうしても2速-12000rpm付近でたまに出る失速する症状が改善しませんでした。
これはもうジェットニードルを細いものに交換するしかないかなと思い、アリババで手配した細いニードルが来るまで、パワーフィルターを付けたらどうなるかを検証しました。
目次
ファンネル取り外し
パワーフィルターを装着するにあたり、まずはニダボのファンネルを取り外しました。
その後、ジェイド純正のインナーファンネルを取り付けるのがベターだと思いますが、無くても良いんじゃないかと思い立ち、インナーファンネル無しで、パワーフィルターを取り付けてみました。
インナーファンネルが無いことで、より吸気効率が良いのではと思ったのですが、パワーフィルターを取り付けている時点で意味があるのかというところです。笑
試走
試走をしてみましたが、見事に2速-12000rpmでたまに出ていた失速する症状が改善していました。
やはり、吸気量に対する燃料の量が足りていなかったようです。
新しいニードルを採用するにあたり、良いデータが取れたと思います。
1速でもしっかり15000rpmまで(バージョンSメーターでの読み値)回っていたので、パワフィル化によって高回転域への影響は出なかったようです。
ただ、低回転域(アイドリング~6000rpmあたりまで)では濃いようで、アクセルに対するレスポンスが鈍いです。
プラグの焼け方も低回転が濃い焼け方になっていました。
パワフィル化によって濃くなってしまったようです。
パイロットジェットを#45→#42に落として、パイロットスクリューを2回転戻し程度にすればいいのかなと思います。
まとめ
パワフィル化によって失速する症状が改善しましたが、もう一度パイロットジェットとパイロットスクリューの調整が必要になりました。
しかし、アリババで購入して到着待ちとなっている新しい細いニードルへ交換もするので、しばらくは今のセッティングで運用していきます。
ファンネル仕様で、PJ:#42、MJ:#145の仕様でも失速症状が出ている情報もあるため、メインジェットを上げるよりも、ニードルを細くすることが必要そうです。
新しいニードルが到着して、検証ができたタイミングでまた記事を作成し報告します。
↑ ↑ ↑ 到着待ちの新しいニードル
ジェイド純正品よりもちょっと細く、クリップによって浮かせる量が調整できるので、使い勝手が良さそうです。
ただし、クリップは付属していないため、実測して合うクリップを買ってくる必要があります。
ニードルの交換はキャブレターをおろす必要が無いため、気軽にできるのがとても良いです。
到着を楽しみにしています。