こんにちは。
今年の夏も去年と同じく、めちゃくちゃ暑いですね。
作業してるだけで日焼けができます。
さて、今回はジェイドの倒立フォーク化を実施していきたいと思います。
Twitterやインスタの方ではちょいちょいアップしていますが、なかなかブログ記事にするほどまとまらなかったので、お許しください。
今回はキリが良いので、記事に致します。
- はじめに
- ステム、倒立フォークセットの到着
- ハンドルストッパーが、、
- トップブリッジ手配
- ジェイドへフィッティング
- まだ粘ります!
- CB1300SFのステムシャフトへ打ち替えを検討
- CBR954RRを利用するメリットとデメリット
- まとめ
- 追記
はじめに
事の発端ですが、インスタではRVF400のステムを使ったジェイドの倒立化をすでに実施されている方がおり、「倒立とか高くて無理っしょ!」と諦めながらも、チラッとヤフオクを覗いてみると、CBR954RR用のステムとフォークがセットになった物が、なんと16000円即決で出品されていました。
普通、倒立フォークとステムのセットといえば、3万円以上はする物。
16000円は破格です。
送料を入れても19000円でお釣りが来ますので、お小遣いを前借りし、落札しました。
ステム、倒立フォークセットの到着
いざ到着しましたが、サビがひどいです。
アウターもインナーもそのままでは使えないため、耐水ペーパー#400で補修をしてみると、良い感じにサビが消えたので、黒く塗装してみました。
毎度お馴染み、DCMブランドのつや消し黒のスプレー(税込200円)を使用しました。
結構キレイに塗装できました。
とても16000円の倒立フォークAssyには見えません。
ハンドルストッパーが、、
塗装した後に、ステムのハンドルストッパーが、ジェイドのステムネックにあるハンドルストッパーと干渉するのでは無いかという事に気がつきました。
仕方なく、塗装が台無しになりますが、ハンドルストッパーを切除します。
トップブリッジ手配
ジェイドに取り付けるにはトップブリッジが必要です。
これまたヤフオクに安くて状態がいい物が出ていたので、落札。
到着後、組み立ててみました。
ここまでの総額、わずか21000円。
とても安いです。
RVFの倒立フォークは単品でも5万円、ステムなどとセットになると10万を超えますから、いかに破格かを実感できます。
ジェイドへフィッティング
いざ、鎌倉!とジェイドへはめてみました。
しかし、ステムシャフト径は事前調査通りバッチリでしたが、長さが足りず、取り付ける事ができませんでした、、、
分かりづらいですが、上2枚が954RRのステムシャフトの長さで約227mm。
下2枚がCB400SFのステムシャフトで、長さは約244mmです。
いずれも、ステム天面からのステムシャフトの出代を測定しました。
その差、17mm!!
このせいで、ステムロックナットが付かず、作業を断念することとなりました。。。
954RRがダメなら、1000RRもダメという事になります。
ステムシャフトが長いならなんとかなりますが、短いとどうすることもできません。
まだ粘ります!
しかし、Twitterでは「ステムシャフトを打ち替えればワンチャンある」と言ったリプやDMを頂き、もう少し粘ってみようと思います。
CB400SFのステムシャフトは、アンダーブラケット底面の溶接を旋盤で切削したあとにようやくプレスでステムシャフトを抜く事ができますが、工数が多いので高くつきそうです。
そのため、溶接ではなく、圧入されたステムシャフトでジェイドと同じ直径、長さの物を探す必要がありますが、最近の中古部品通販では寸法の記載が少なく、ジェイドと同じ長さの物を見つける事ができませんでした。。
直径はベアリングの適合表から見つけられますが、長さは実物を測定するしかありません。
CB1300SFのステムシャフトへ打ち替えを検討
それっぽい長さの車種で検索をかけていると、Crooooberと言う中古部品通販で、CB1300SFのステムが2200円と格安で販売されています。
送料を入れても3000円に届きません。
長さも長そうなので、試しに購入してみることにしました。
届いたら、まずステムシャフトの長さを測り、直径も打ち替えに適しているかどうか測定します。
良さそうなら、このシャフトに打ち替えて、倒立化を進めたいと思います。
ステムシャフトの打ち替えが安価なショップ、もしくは鉄工所を探す必要があり、しばらくはネットサーフィンが欠かせなくなりそうです。。
CBR954RRを利用するメリットとデメリット
954RRの倒立フォークを流用する利点を挙げるとすると、ホンダ車で最大口径の330パイのブレーキディスクを付けれると言うことでしょうか。
あと、フォークの長さが長いため、RVFのフォークではフォークを延長しないといけないようですが、それをしないで済みます。
しかし、それ以外はデメリットしかありません。
まず、ブレーキディスクが大口径なためPCDが110mmとなり、VTR1000Fの74mmでは取り付けできません。
そうなると、フロントはせっかく買ってきたマグホイールをキャンセルしないといけない事になります。。
他にも条件に合うホイールベアリングが無く、絶望的です。
40mmピッチのブレンボキャリパーを再利用するにもキャリパーサポートが必要です。
アクティブから954RR用ブレンボ40mmピッチキャリパーのサポートが出ています。
以上の事から、ホイール、ブレーキディスク、キャリパーサポート、フロントフェンダーを新しく買うことなり、結構な金額に登りそうです。
となると、RVFのフォークを延長して付けた方が安く済むのでは?と頭をよぎります、、
今の状態で手放すかどうか、それもよく考えたいと思います。
まとめ
●ステムシャフトが短かったため、CB1300SFのステムシャフトへの打ち替えを検討
●追加購入部品が多すぎるため、手放すかどうかよく考える
●まずはステムシャフトの打ち替えをいかに安くできるか検討する。
追記
2021.07.24
本日、いろいろな情報が揃いましたので、ここに記載しておきます。
CB1300SFのステム到着
通販で手配したステムが届いたので、早速測定。
するとステムシャフトがかなり長い事が分かりました。
目的通り溶接がされておらず、圧入だけのシャフトでしたが、その長さなんと約268mm!!
ジェイドの244mmよりも24mmも長いです。
これだけ長いと使えません。。
行って来いの形になりますが、早速ヤフオクへ流しました。
RVFのステム流用について
インスタの倒立フォーク化しているフォロワーさんから情報を頂きました。
RVFのステムもシャフトの長さがジェイドよりも短いため、ステムシャフトの打ち替えが必要なようです。
すなわち、10万円で買ってきたステム、フォークセットでさえ、その後にシャフトの打ち替えでいくらか費用がかかることになります。
ヨシダマシンさん回答
本記事のコメント蘭で、ブロ友さんからヨシダマシンさんを紹介して頂き、早速問い合わせてみました。
すると、ステムシャフトはかなりの力で圧入されているため、簡単には抜けず、単純にプレスで抜こうとすると、シャフトが抜ける過程でアンダーブラケットの壁面をむしり取ってしまうそうです。
すると、抜けたは良いが、新しいシャフトがうまくはまらない事象が高確率で発生し、追加の加工が必要になり、シャフトをワンオフするのと大して費用が変わらないとのことでした。
結論を申し上げると、シャフトをワンオフする形が良さそうです。
金額的な目安は、シャフトのワンオフが約4万円、シャフトの抜き差しが約2万円、合計約6万円と言ったところだそうです。
結構な金額です。
シャフトを打ち替えた後も、ホイールなどの物品を購入してこないといけないことを考えると、トータルでは10万円ほどの予算が必要そうです。
今からRVFのステム流用案にシフトするよりかは安価に済みそうですが、なかなか資金繰りが大変そう、、
今のCB400SFのステムセット、ホイールを売って、なんとか費用を回収できればと言ったところでしょうか。。。
今一度よく考えないといけなさそうです。
手持ちのシングルシートカウルやアッパーカウルを購入しやすい金額で再出品することも検討します。
2021.07.26
キューズバイククラフトさんへ見積もり
早速オークションにて、在庫部品を出品し、費用を稼ぎます。
整備性の悪さから、今後は使わないであろうシングルシートとアンダーカウルですが、早めに買い手がついて嬉しい限りです。
同時に、ヨシダマシンさんよりも安価にステムシャフトを打ち替えられないかと考えていたところ、以前、スイングアームの拡張作業をして頂いたキューズバイククラフトさんの存在を思い出しました。
試しに打ち替え費用を聞いてみると、税込33000円とのご回答!
ステムシャフトの抜き取りが2回と、打ち込みが1回と言うことになりますが、本当にそんなに安くやってもらえるのか、念を押して確認している最中です。
折り合いがつけば、ヤフオクで集めた費用で打ち替えが実施できるので、早速お願いしてみようと思います。
実はCB400SF NC31のステムを落札したので、そのシャフトを打ち替えに利用するつもりです。
念のため、到着したら各部を採寸してみます。