こんばんは。
セミ油圧クラッチ化の続編です。
ホースを買い揃え、残すはクラッチマスターだけ。
今回選んだのは、Adelinという中国メーカーのラジアルポンプマスターです。
どうやら台湾FrandoのOEM品らしく、写真で見る限りはロゴ違いの同じ商品と言った雰囲気でした。
ニッシンのラジポンも考えましたが、送料込みで15,000円のため、物は試しとAdelinの購入に踏み切りました。
早速開けてみます。
箱はしっかりとしています。
フタを開けるとびっくりしました。
中のスポンジに各パーツが収まるような凹みがあるのですが、それらを無視してパーツはいたるところに散らばっています。
スポンジをかさ上げすべきですね。
油圧式のスイッチですが、シーリング剤がはみ出ています。
これでシールできるのでしょうか?
筐体側は、各部思っていたよりもしっかりとしている印象でしたが、レバー裏側のくり抜き部分のエッジがかなり鋭くなっています。
仕方なくヤスリで面取り、
マッキーでタッチアップ。
これくらいの面倒はみてやるか。。
この商品の最大の特徴である左右反転使用可能という機能を生かし、クラッチマスターとして使えるように組み替えました。
レバーにあるAdelinのロゴは逆さまになります。
レバーを握ってみると、レバーの回転軸から金属どうしの擦れるキーキー音がします。
組み替えついでに、グリスアップを行いました。
すると、、、
ピストン部分のダストシールが取れてしまいました。
何度もはめ直すも、レバーを数回握るとまた取れてきてしまいます。
ダストシールが通っているレバー位置を調整するシャフトに設けられた、ダストシールの抜け止め用の切り込み加工が甘いのか、ここに部品が入っていないだけなのかわかりませんが、このままでは使い物になりません。
現在は購入元と代替え品を送る送らないで協議中です。
商品は証拠品と言うことで返送し、検品してもらっているため、セミ油圧クラッチ化は少し先延ばしになってしまいました。