ジェイドリアンのカスタムブログ

フルカスタムジェイドを作っていく記録

ジェイド リアホイールワイド化計画2

こんにちは。

早いもので、もう年末ですね。
体調を崩しており、寝正月になりそうです。


さて、ここ1ヶ月、ずっとジェイドに流用できそうなスイングアームを探していました。
ホイールは、NSR MC21の17-4.5Jを入れようと考えています。
4.0Jから4.5Jでは、0.5インチしか変わりませんが、この少しの変化は大きいと思います。
あと、6本スポークでジェイドよりワイドなホイール、かつ玉数の多いホイールがこれしか無かったことも理由の1つです。


前回のブログでは、NSR MC18のスイングアームを流用しようと考えましたが、どうも難しそうと言うことで断念しました。
そもそもNSRはリンクサスで、ジェイドはリジッドマウントサスなので、サスのブラケットを溶接しなくてはならず、それが加工屋頼りになってしまい、うまくいかない原因でした。

そこで、リジッドマウントサスのバイクのスイングアームを流用できれば、加工の手間が省け、うまくいくのではと考えました。



その1
CB-1

イメージ 1

左がCB-1、右がジェイドのスイングアームです。
CB-1のスイングアームはジェイドに比べ、長さがかなり短いことがわかります。

イメージ 2


イメージ 3


上がCB-1のサスブラケットで、高さが底面からネジ穴まで60mm、
下がジェイドのサスブラケットで、高さは15mmになります。

ピボット幅は、ジェイドとCB-1共に212mmでした。

ピボット幅が同じでも、CB-1の方がスイングアームの長さが短く、サスのマウント位置が高いという事になり、
そうなると、かなりのケツアゲ状態になってしまいます。

イメージ 4


NSRのホイールはバッチリ入ったにも関わらず(チェーンラインも良さそうです)、かなりのケツアゲが予想される以上、このままでは使い物にはならなそうです。
加工屋にブラケットを作り直してもらうと言うのは嫌だったので、CB-1はとりあえず保留にします。



その2
SRX400

リジッドマウントサスのバイクを、ネットで調べるのには限界がありました。
リジッドマウントサスのバイク一覧などは当然無く、モノサスのバイクで画像検索してもピンと来るものは見つけられませんでした。
そこで、昔お世話になったGooBikeをコンビニで買ってきて、バイクを探しているとSRX400がどうもリジッドマウントサスらしいという事がわかりました。

イメージ 5


リアキャリパーも付いて結構いい値段でしたが、落札してきました。

イメージ 6


こちらでも、ジェイドの方がスイングアームは長いです。。
オフ車並に長いんだなと改めて思いました。

イメージ 7


サスのブラケット位置は40mmで、ジェイドより25mm長いです。

イメージ 8


イメージ 9



NSRのホイールはしっかり入りましたが、キャリパーとディスクが干渉しています。
キャリパーサポートを少し切削すれば大丈夫そうです。

ピボット幅は、220mmでした。
ジェイドより8mm長いので、ジェイドのフレーム側を削って対応する予定でいます。

しかし、こちらもジェイドよりスイングアームは短く、サスのブラケット位置も高いので、ケツアゲ状態になることが予想されます。


他車種流用と言うのは、とても難しいと改めて実感しました。
今後はSRX400のスイングアームで進めていく予定ですが、前途多難です。。



------------------------------------------
追加

6本スポークのホイールですが、
NC31のワイド化で定番の、CBR400RR NC29の4.5Jホイールや、
CBR600Fの17-5.0Jなんかもあるようです。


また、NSR MC21 17-4.5Jホイールですが、致命的な欠陥がありました。

それは、アクスルシャフト径に原因があります。
NSRリアホイールのアクスルシャフト径は20mm、ジェイドのリアアクスルシャフト径は17mmです。
このことはだいぶ以前から分かっていたことですが、
現在検討を進めているSRX400のリアアクスルシャフト径もジェイドと同様17mmです。
SRX400のスイングアームを使う場合、NSRホイールのベアリングを内径17mmの物に交換する必要が出てきます。

しかし、NSRのベアリングの規格は、
62/22(内22x外50x幅14)と60/22(内22x外44x幅12)になります。
単純に外径、幅はそのままに、内径だけ17mmになったベアリングを探せば良いやと考えていましたが、これが存在しません。
規格外のベアリングでも探しましたが、見つかりません。
つまり、NSRのホイールベアリングは、17mmにすることはできないようです。

消耗品であるベアリングをワンオフするのもバカらしい話です。

どうやら、SRX400のスイングアームとは相性が良くなかったようです。
SRX400のスイングアームを使う場合は、SV400Sの17-4.5Jホイールを使うのが良さそうですので、ここに記載しておきます。(ベアリング内径は17mmです)


実は、色々と考えましたが、他車種の流用だと、色々と不具合が多く、ワンオフしなければならない、もしくは思い切った加工が必要になってしまうという事がどうしてもつきまとってしまいます。

そして、個人的には、アルミスイングアームに変更して補強も入れたいとも考えています。
あわよくば、5.0Jくらいのホイールに換装出来ればいいなとも思っています。

となれば、スイングアームをワンオフして、ジェイドへの取り付けに何ら支障の無いスイングアームを手に入れた方が良いと思いました。

スイングアームのワンオフ制作を得意とするところは、探すと結構あります。
そう言ったところには以前見積りだけ取ったことはありますが、もう一度コンタクトしてみようと思います。