皆さんこんばんは。
今日は雨の予報でしたが、雨が降らなかったので作業を実施しました。
ある程度カタチになりましたので記事に致します。
まずは、前回の記事で足付けまで終わったフロントフェンダーです。
先週1週間かけて塗装しました。
今回は、いつもの安いアクリルスプレーではなく、エナメルスプレーを使いました。
この塗料ですが、塗装後の肌荒れがひどいので、作業する際は長袖、長ズボン、目出し帽、メガネ、マスクが必要です。
真夏のクソ暑い中、変質者同然の格好で塗装を実施しました。笑
そして、お決まりのラメ粉も吹きました。
シルバーとブルーのミックスでしたが、いつも通り吹き過ぎてしまい、表面はギラギラでボツボツです。
2000番で表面を均して、ウレタンクリアーなんかを吹けばボツボツは解消されるのでしょうが、そんなにお金をかけられません。
エナメルスプレーだけでも強い塗膜なので、このままいきます。
次に、キャリパーオフセットカラーがようやく到着しました。
これで部品が全て揃いました。
いよいよ車体に取り付ける事ができます。
と言う事で、
満を辞して、オーリンズもどきの純正流用キメラフォークを車体へ取り付けていきます!
まずは既存品をサクッと外します。
サクッと、と書きましたが、実際は1時間20分かかりました、、、笑
後は取り付けるだけです。
サクサク進めます。
まずはステム、トップブリッジへ、おニューのフォークを固定します。
次にヘッドライト、ビキニカウルを復旧します。
そして、真夏の直射日光を1週間浴び続けた、ギラギラボツボツのフロントフェンダーを取り付けていきます。
ホイール、アクスルシャフトをセット。
最後にキャリパーとブレーキホースを取り付けます。
ここまではかなり順調でした。
作業開始から3時間です。
ヘトヘトですが、もう少しで完成!
と言うところで、問題発生。
なんと、アクスルシャフトを完全に締め付けると、ホイールが動かなくなります。
アクスルシャフトが緩い状態だと、ホイールは空転するので、締め込むことでどこかと干渉してしまうようです。
調査をすると、左側のキャリパーとブレーキディスクが干渉していました。
原因は、左側のホイールカラーが薄いことにあるようです。
ちょっとわかりづらいですが、2枚とも写真中央に問題の箇所が写っています。
アクスルシャフトを緩めて、ホイールが空転するようにセットしています。
ホイールカラーとフォークのアクスルブラケットとの間に、数ミリのスペースを発見しました。
アクスルシャフトを締め込むと、このスペースが埋まり、キャリパーがブレーキディスクと干渉してしまうようです。
すなわち、カラーが薄いという結論に至りました。
CBR954RRにCBR1000RR SC57のフォークだけ持ってくる際は、左側のカラーを厚くする必要があるようです。
さて、問題の左側のホイールカラーです。
外径寸法は、
●直径31mm
●内径25mm
●厚さ11mm
でした。
なんともヘンテコな寸法です。
なぜ直径は30mmではなく31mmなのか、厚さも10mmではなく11mmなのか、とても不思議です。
まぁ考えても仕方ありませんね。。
厚みはどうやら3mm厚くすれば、今回の足回りに適合しそうです。
が、純正流用で合いそうな車種のホイールカラーだけ買うのだと、時間もお金もかかってしまいそうだったので、ワンオフすることにしました。
キャリパーオフセットカラーの時と同じく、ミスミで見てみます。
直径31mm、内径25mm、厚さ14mmで公差を適当に選択すると、、、
ありました。
価格も1600円程度と、そんなに高くはありません。
ここに送料やらもろもろの手数料が入ってきても2200円です。
安い!
キャリパーオフセットカラーと同じく、ステンレスにしました。
鉄にメッキ、アルミにアルマイトよりも安いです。
ステンレス様様ですね。
ミスミは個人への販売はしていないので、購入を代行してしてくれる会社に発注依頼を出す必要があります。
そのため、時間もお金も10%増でかかるので、手元に来るのは1週間後あたりかと思います。
しばらくは「待ち」になります。
今回の作業は以上です。
あと一歩のところで、やはり問題が出てしまいました。
ミスミのカラーでうまく行けば良いのですが、、、
他に見落としが無いか、ちょっと心配です。。
あ、キャリパーにブレンボのステッカーを貼ってしまいました笑
だって、なんか寂しいんだもん。。
ニセリンズにニセンボと言う事で、許してください。
所詮は純正品を集めた"本物風"ですから、温かい目で見てもらえればと思います笑
と言うわけで、本計画は次回が最終回となる見通しです。
良い報告ができることを願います。
それでは、次回の記事までごゆっくりお待ちくださいませ。
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2023.07.17追記
組み立て終わって、車体を観察していると、リアブレーキに目が止まりました。
フロントをかなり豪華にしたので、リアもそれに合わせるか、と言うことで、再びダブルキャリパー仕様にしました。
今回はスイングアームの上ではなく、下をブレーキホースが通るようにしました。
そのせいか、エア抜きが恐ろしく面倒なことになってしまったのはここだけの話。
フロントの新しいホイールカラーが到着したら、色んなところに走りに行きたいと思います。